フォネットグループ
長田めぐみさん
職歴:4年目
ご本人の仕事内容:インバウンド観光支援事業担当
職場での役割:社内の新規事業企画担当及び役員アシスタント。最近では特に国内外の観光客を山梨県に誘致するため、旅行プランの企画を行っています。
入社4年目の長田さんは、新規事業担当及び役員アシスタントとして、国内外の観光客を山梨県に誘致するため旅行プランの企画に挑戦しています。長田さんは、大学時代を東京で過ごした後、甲府市に戻ってきて働くことを選びました。今は、水や空気の美味しさなど山梨には長く健康に働くための環境が整っていることを実感するとともに、地元でやりたかった仕事を実現させ充実した毎日を過ごしています。
―入社の動機を教えてください。
海外留学を経験して、英語を活かせる会社に就職を希望していたのですが、なかなか合う求人がありませんでした。そんなとき、役員秘書募集の求人を見て会社を調べてみると、携帯ショップを柱としつつも富士登山の装備をレンタルしたり登頂証明書を発行するなど、私が興味をもっている観光に関連した事業を行っている会社と分かりました。
新しいことにチャレンジするという方針にひかれて入社を希望し、面接を終えて面接官・社長と3人で一緒に外へ出ると、空に二重の虹がかかっていたんです。ご縁を感じました。
―入社してみて会社の印象はどうですか?
常にぐんぐん成長している進化している会社と感じています。入社前の想像をいい意味で裏切られました。私は役員秘書で採用された後、秘書としていろいろな業務をこなしました。上司の講演のための資料作りや社内の情報発信などをしていたのですが、そこから自分自身でも企画を提案するチャンスを得て、企画に関する部署を立ち上げていただきました。会社の進化の一翼を担わせてもらっているという喜びがあります。
やりたかった英語に関連する仕事も実現しました。
―現在はどのようなお仕事をされているのですか?
山梨に国内外から観光客を誘致するポータルサイトの立ち上げを進めています。富士山を囲んだ広域な観光圏を「富士山県」とし現地発着型のツアープランを企画、空港・都内もしくは山梨に着いてから帰るまでの総合的な旅のプロデュースができるよう準備を進めています。日本語で紹介文を作成し、英語に翻訳するところまで担当したり、海外のエージェントとやりとりしたりと、やりたかった英語に関連する仕事も実現しました。
―お忙しいと思いますが趣味やリフレッシュの方法はありますか?
身体の維持管理を兼ねてウォーキングやエクササイズをしています。企画のことで頭が煮詰まったら足を動かす。甲府盆地を見下ろす坂道を1時間歩けば、頭がすっきりと整理されますよ。
あとは、旅行に行くことも好きです。「いい仕事をするには、いい体験が必要」というのが会社の方針なので、仕事の手が空く時期を選んで10日ほどアメリカへ行きました。ワインで有名なナパバレーへ乗り合いバスで向かったのですが、山梨の観光にも応用できると思いました。旅で仕事のヒントをいろいろ見つけてこれましたね。
誰かが与えてくれるのを待っているのではなく、自ら仕事を創り出していくことができれば、チャンスはどこだって掴めますよ。
―職場としての甲府の魅力は何ですか?
大学時代は東京で過ごしたのですが、コンクリートジャングルが合わなくて、甲府で働くことを選びました。戻ってきて水や空気の美味しさを改めて感じ、長く健康に働くためには環境が大切だと思いました。今、自然の中でストレスからフリーになる原点回帰(マインドフルネス)の流れが世界で起こっています。山梨には必要な要件が揃っている。この地で働かないのはもったいないと思います。それに、仕事を通じて、山梨で頑張っている若い起業家の方とたくさん出会うことができました。やりたい仕事が見つからないと不満をいうヒマがあったら、誰かが与えてくれるのを待っているのではなく、仕事は自ら創り出していく。チャンスはどこだって掴めますよ。
(聞き手)波木井園子さん
(撮影)芦澤絢名さん